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釣り具実験!フックの錆

 釣り具用のフックの防錆を実験しました。

 ルアー釣りのみならず、様々な釣りで絶対に使う道具と言えば、針(フック)。
 魚を掛ける!と言う目的の針ですが、この歴史はビックリするほどに古いです。

 紀元前の旧石器時代からの出土品でも、骨や木で作られたフックが発掘されている程。
 初期の頃は真っ直ぐな釣り針、しばらくして考案された釣り針は正に現代の釣り針と変わら
ない形をしています。
 魚をバラさないように「カエシ」まで考案されているのにはビックリですね。
 金属製のフックが現代の主流ですが基本の形は全く変化していません。
 これは考えると物凄く不思議で、まだ人類が野で生活し共通の言語すら持たない時代に、
現代の形の原型となる釣り針を完成させていたなんて…釣りの楽しさは言葉や文書で伝わら
ないんだなぁ〜と思いますね。
 楽しむ釣りでなく、あくまでも漁の方法だったと思うのですが…きっと楽しんでもいた筈。

 Ψ(-ω-)Ψ うホッうホッ 石器時代にも『釣りキチ』は居たと思います♪
 アイツの釣り針は貫通力が良い! とか エサ持ちが良い! とか噂になり、果物とかと物々
交換してたのかもしれませんね〜。  (-ε-)これが釣り具メーカーの発祥?

 今回は、そんな歴史ある金属製フックで長年の間、試行錯誤されてきた錆との戦い。 錆を
防ぐと言われている防錆フックの実験をしてみましょう。

  ≫フックの錆実験の継続報告はこちら。




実験に使用したフック類の紹介

実験に使用した釣り具用のフック紹介

 実験にエントリーしたフックは!
 *゚∀゚)ノ 一般的なノーマルタイプから、ソルト専用のスズメッキ加工品から、赤針、超防錆と
言われている高級フックを用意!

釣り具実験に使用したフックの詳細写真

No1  ノーマルフック Gamakatsu製
通常の淡水で使用前提のルアーに搭載されてます。 普段のバス釣り程度では錆び
ませんが、塗れたまま保管したりすると錆が浮き出てきます。 今回の実験中でも最も
安価なフックです。


No2  スズメッキ製フック Gamakatsu製
一般的なソルト対応フックです。 通常フックにスズメッキ加工を施して防錆性能を向上。
実際にシーバスなどで使っていると傷も入り保管中に錆びたりしますが…
 参考価格 5本/350円
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No3  STINGER RED  OWNER製
効く様で効いてるのか? どんな釣りでも良く聞く赤針の魔力。 ルアー用3本針にも、もちろん
用意されています。 フッキングの確認もし易いと言う事から、安全性もあると言われています。
 参考価格 7本/500円
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No4  HYPER SHIELD  Gamakatsu製
(;゚Д゚)σ 何じゃ!この高級針!と思わず引いてしまう高級フック。 お値段も高級品。
No2の通常防錆フックと比べると…  70円/個 ・135円/個
 ざっと計算すると、約2倍のお値段。
【製品説明の抜粋】 6本/800円
・高強度・高靭性素材「TORNAMENT GRADE」採用で強度・針先耐久を大幅に向上。
・新メッキ「HYPER SHIELD」採用で超防錆! その他、新機能を搭載しています。
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フックの錆実験の風景

フックの錆実験!実験の風景を紹介

 (・з・)ノ 今回もアナログ実験♪ 海水の塩分濃度を適当に合わせて、調味用の塩を投入。
その中に上で紹介した4種類のフックを浸けて防錆を試してみました。
 割り箸にフックをぶら下げて浸けておくだけ。

 【写真】左より、 ノーマル ・ メッキ製 ・ レッド ・ 超防錆フックの順。

 実際の釣りでは魚を釣ったり、岩に擦れたりしてメッキなども剥げてしまうのですが、
今回の錆実験は純粋に浸けるだけで、純粋な錆にくさを実験しました。
 本当は「浸ける→乾燥」を繰り返した方が錆びやすいのですが手間なので浸けっぱ
なしです。

【防錆実験方法】
 ・ 使用水は水道水に調理用の塩を投入。 海水の塩分濃度に大体あわせる。
 ・ ラインにフックを吊るし、全体が漬かるまで沈めておく。
 ・ 約1週間ごとに水を交換する。(茶色く濁った場合も交換する)
 ・ 使用するフックは油等が付いてないように洗剤で洗って使用する。
 ・ 足などに刺さらないように十分に注意する!(錆びたフックは化膿の危険性大)



フックの防錆実験!第一日目!

 錆実験、第一日目の実験結果です。
フックの錆実験!第一日目の写真

 さすがに一日目だと錆びてないだろう〜と思い、持ち上げてみると変化がありました。
写真右3個の防錆タイプには全く錆は出てませんが、ノーマルタイプのフックには錆が
浮いています。 しかも、最も重要といえるフックの先端部分。 

 ≫フックの先端の重要性は、フッキングの基礎編でも紹介。

 ブラックバス用のルアーに取り付けられているフックは大半はノーマルタイプ。 海水で使うと
一発で錆びますので使用には注意が必要ですね。
 それでは、継続的に実験してみましょう〜。


  フックの錆実験!その後はこちらで紹介



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■関連リンク■
ルアー釣具の実験一覧ワームカラー実験ルアー種類と特長ワーム種類と特長

リールに使われている防錆ベアリングの錆実験はこちらで紹介

■その他のリンク■
バス用ルアーの説明 │ フッキングの説明



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